(1)塗装前のやすり掛け
組み立てる前にもやすり掛けしますが、塗装する前にも仕上げとしてやすり掛けして下さい。一度やすりでかけてあるので全体をみて気になる所だけで良いです。仕上げなので600番の紙やすりを使うことをお勧めします。
(2)黒のマジックでアルファベット記入する
収納椅子と車内壁側部材は、それぞれ車に設置する場所が決まっています。車に運んだ時分かりやすくするために、家具に名前を書くことで何処に設置するのか分かりやすくなります。
収納椅子には蓋の裏に書きます。厚紙を使ってアルファベットの枠を作ります。枠を作るとデザインが統一されてオシャレかなと思いました。木材に黒のマジックで書くと輪郭がボケたり、滲んだりしてしまう所が出てきます。後からボールペンで縁取りするとくっきりとした文字がかけます。
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↑蓋の裏にマジックでアルファベットを書く
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↑車内壁側部材の裏側にも椅子の蓋を同じように記入します。
こちらは天板部分のサイズがそれぞれ違うので型紙はなしで書いていきます。蓋と同じアルファベットにしておくことで、何処の部材のものだったか分かりやすくなります。
中央天板の赤松材にもアルファベットを書いておきます。車中泊した時に収納椅子の前板穴にあう中央天板を乗せていきたいためです。アルファベットの枠を型紙で作ります。
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↑中央天板の赤松材にも蓋と同じアルファベットを書いておきます。
こうしておくことで車中泊したい時に、収納椅子の前板穴に合う中央天板が分かりやすくなります。キャンプでの使用なので誰でも分かり易くて、組み立てやすい用に工夫しました。
(3)収納椅子を設置する場所が分かる地図を作る
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↑中央天板の裏面に車内を上から見た図を黒マジックで書きます。
型紙で収納椅子と車内壁側部材の外枠を作り黒マジックで縁取りしていくと綺麗な地図を作る事が出来ます。中央天板の裏面なので組み立てた時に目立ってしまう心配はないです。
(4)中央天板をテーブルにする組み方を分かりやすくする
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↑中央天板をテーブルにする組み方が簡単に分かるようにしていきます。
矢印の型紙を作って、黒のマジックを使って書きます。矢印の方向はチョウボルトを締める方向を示しています。組み立てる箇所は2か所なので、分かりやすく違うデザインの矢印にします。
(5)塗装したくない部分をマスキングテープで貼っておく
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↑鬼目ナットが入っているところにはマスキングテープで貼っておく事をお勧めします。
鬼目ナットの中に塗料が入ってしまうとチョウボルトが締めにくくなってしまうので事前に保護しておく方が良いです。
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↑中央天板の赤松材にはアルファベットや矢印が記入してあります。
その部分を気にして塗装すると綺麗に仕上がらないので、マスキングテープを綺麗に貼って塗料がつかないようにします。
※今回は、収納椅子の箱の中は塗装しないので前板の穴の裏にもマスキングテープを貼っておくと良いです。
(6)塗装に必要な物
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↑黒の艶なしウレタンニスで塗装していきます。
和信ペイントのウレタンニスは艶ありタイプと艶なしタイプがあります。艶なしタイプだと、光を当てた時にテカテカ光ってみえる感じがなくナチュラルに仕上げる事が出来きます。水性の塗料で扱いやすく匂いも全然なくてF☆☆☆☆なので安全性も高いです。艶なしタイプを選べは木目を生かした油性のオイルステイン塗装近い仕上がりになります。
塗装用の刷毛は塗っていると固まってしまうので100円ショップで安く購入します。いつも作品ごとに買い直しています。100円ショップの刷毛はサイズが70㎜、50㎜、30㎜、15㎜、水彩用の細い刷毛は別のコーナーで売っているので作品に合わせて色々なサイズを揃えておくと塗りやすいです。
塗料を入れる容器は、食材が入っていたトレーなどを利用しています。使い終わったら気兼ねなく捨てる事が出来ます。刷毛を洗う用に深めのトレーを用意しまう。水を入れる為なので少し深め(豆腐が入った容器など)がお勧めです。雑巾やティッシュもあると便利です。
(7)1回目の塗装
木材に塗料が染み込みやすいので少し水を加える事で塗りやすくなります。一回目はまず木材に塗料を染み込ませて馴染ませる事が大事になるのでそこまで神経質にならなくても良いです。塗りたい場所を効率良く塗る為には、収納椅子の配置が大事になっていきます。塗ってからでは移動させることが出来ないためです。8個の収納椅子の蓋の表側、前板、側板、後板の表面部分を一気に塗る為には底板に端材を敷いて浮かせるとビニールシートにくっついてしまう事がなく上手く塗る事が出来ます。
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↑1回目の塗装風景
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↑底板の下に端材を入れて塗装しやすいように、浮かせている写真です。
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↑車内壁側部材を塗装する風景。こちらも端材を下に敷くと塗りやすいです。
塗った面の収納椅子が乾いたら蓋を開けた状態で小口面を塗ります。
小口面は15㎜、中央天板の赤松材を塗る時は30㎜の刷毛を使うと塗りやすいです。
(8)全体をやすりで掛ける
1回目の塗装が終わったら全体をやすりで掛けて塗料と木材を馴染ませます。320番の紙やすりを使いました。小口面の角に塗料が水滴状態で固まっている場合があるので紙やすりで削ってデコボコを無くします。水滴状態が余りにも厚い場合は彫刻刀で削っていっても良いです。色合いも均等になるようにしておきます。
※紙やすりをかけるとワントーン色が落ちますが、気にしないでしっかりと塗料と木材を馴染ませて下さい。
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↑1回目の塗装、ヤスリをかけた後の写真
(9)2回目の塗装
2回目は1回目と比べると伸びが良く塗りやすくなります。気をつけなくてはいけない事は刷毛の向きにに注意して、均等になるように塗る事です。
※2回目の塗装の仕方で仕上がりに大きく影響を受けてしまうので丁寧に行なって下さい。
小口面部分の幅の狭い面を塗る時も面が真上になるようにすると仕上がりが綺麗になります。
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↑左側は1回目の塗装、右側は2回目の塗装になります。
(10)3回目の塗装
3回目は車に設置した時に目立つ面だけ2回目と同じような塗り方で塗ります。
中央天板の表面、車内壁側部材の天板、収納椅子の表面は3回塗装しました。
(11)チョウボルトの塗装
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↑こちらで塗装の仕方を紹介しています。チョウボルトの違いを区別するために、100円ショップの塗料を使ってM5サイズのチョウボルトに塗装しました。
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