10cm幅の隙間を利用した収納棚作り

作品紹介

隙間収納を作ろうと思った経緯

家のキッチンコンロと冷蔵庫の間に10cm位の隙間があります。

コンロの横に隙間があると結構汚れるんです。。。しかも、10cmしか空間がないから掃除するのも大変なんですよね。。。( ;∀;)

10cm幅の収納棚をネットやお店で買おうと思って探したんですけどなかなか無くて、しかも家のキッチンコンロの奥行は75cmもあるので奥行まで近いサイズを探そうと思っても本当になかったです。。。

そんなある日、ナチュラルキッチン(雑貨屋さん)でかわいいタイルを見つけました。『このタイルで隙間収納で使ったらかわいいかも』とときめき、漠然と欲しいな~と考えていた隙間収納作りが始まりました。

木材選びで工夫した事

カップボードを作った時に余った端材を利用しました。素材は針葉樹林合板です。残っている端材の面積を計り、本当は木目を縦になるようにカットしたかったのですが長さが足りなくて、木目が横になりました。木目の向きは無垢材だと強度に関係してくるので大事ですが合板なので大丈夫だと判断しました。

木材カットと加工で工夫した事

木材は以前ホームセンターで買った木材なので、レシートを捨てないでとっておけば、カットだけお願いする事が出来ます。ホームセンターによっては出来ない所もあるかもしれませんが、カインズなら可能です。

天板の端はトリマーでボーズ面コロ付きのビットを使用して飾り加工しました。針葉樹合板は断面の層の色がはっきりとしているので、加工した所が模様になり想像以上に素敵に仕上がって感動でした。

↑こちらがボーズ面コロ付きのビットになります

上下左右の仕切を作りたかったので、十字相次ぎにチャレンジしてみました。強度も上がったので正解でした。

背板は4mmのべニアを使いました。背板が厚みがあると、棚板の幅が狭くなってしまい、入るものが限られてしまいます。10cm幅の狭い収納棚なので、なるべく物がしまえる幅を残す工夫が必要になります。べニアが上手くはめ込むようにトリマーを使ってべニアの厚み分削りました。

アーチのデザインの型紙を作って、カインズの工作室にある電動糸鋸を利用して加工しました。カインズの工作室は店舗にもよると思いますが、材料を購入した場合は2時間は無料に使わせて貰えるのでありがたいです。

↑こんな感じでべニアをはめ込む為に前板と後板をトリマーでかぎます。

こだわりのワイヤーアート風の柵作り

10cm幅の狭い棚なので柵作りも背板同様、厚みがあると入れる物が限られてしまいます。

そこで閃いたのは『ワイヤーを使って柵を作ってみたら面白いかも』という好奇心。

ワイヤーで適当に模様を作り、ビスに引っかけながら編んでいきました。

上手く出来るか出来ないか分からない状態が一番ワクワクする時なんです(笑)そして上手くいったときは本当に楽しい( ´∀` )

100円ショップを利用してリーズナブルに仕上げる

100円ショップのキャスターを利用しました。今回の棚は奥行きがあるので6個付けましたが、2個入りのキャスターを3個買って300円ですみました。

取っ手もセリアで購入したものです。

タイルはナチュラルキッチンで1個100円の物を7個買いました。

タイルと天板を接着するボンドも100円ショップです。

ペイントで工夫した事

針葉樹林合板は木目がはっきりしているので、薄く塗装して、やすりでこすって木目を少し見せてアンティーク風に仕上げたらかわいいかな~と思いました。

冷蔵庫が白なので統一感を出すために同じ様な色にしました。ペンキはチェストを作った時に購入した水性の塗料なので、今回は買わなくて済みました。

天板の飾り加工の所だけは油や水が付きやすいので、上から水性のウレタンニスを塗ってあります。

背板部分はざらざらベースという下地材を塗って質感を変えてみました。

完成から1年後の感想

油や水が飛びやすい場所なので、直ぐに悪くなってしまうかも。。。と思っていましたが天板にタイルを張っているので水拭きで綺麗になるのが嬉しいです。

今は木材部分も全く汚れていないですが、もし汚れてしまっても上から重ね塗りすれば良いだけなので特に問題はなさそうです。

自分で一から作っていると後から加工しやすくて、棚を増やす事も出来るので自由自在です。DIYの魅力だと思います。

カントリー風に可愛く出来たので、料理する時やふと棚が目に入った時に嬉しくなります!(^^)!

皆さんも参考にしてみてくださいね~

 

 

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